おはようございます
今回、紹介したい本はこちら 【水滸伝】
北方謙三さん
私の心の師匠、いやオヤジと呼びたい(そんな資格ないけど^ ^)
まぁ作品が多すぎてどれを紹介するか悩みましたが、最初はやっぱりこれかなっと^ ^
水滸伝を題材にした作品といえば、吉川英治さんがとてもとても有名です。
どちらも拝読しました。
書かれた年代も、ページ数の違いもあり、どちらが上とかではないんですが、私は北方謙三バージョンが面白く感じました。(異議は聞きませんww)
まぁご覧の通り、かなり長いです('ω')
しかし、ハマります!!
そして、この続編として楊令伝(15巻)・岳飛伝(17巻)へと流れていきます('Д')
私はまだ、岳飛伝の1巻を読み始めたところです。
完結BOXは「水滸伝」だけ持ってます(#^.^#)
楊令伝は一冊ずつ購入^ ^
岳飛伝は中古で集めて、まだ揃ってない状態( ; ; )
ページ数は相当多く、見るだけで挫折するって方も多いと思いますが、中弛みもなく、一気に読めました。
ちなみに私、水滸伝は2回、楊令伝も2回読みました(^.^)
(楊令伝はちょっと休んだ時期あり^ ^)
西暦でいうと、1100年頃の物語。
日本史では平安時代の末期といったところです。
北方謙三作品の特徴として、どの国の歴史を題材にした作品でも、現代のリアルな物語と錯覚してしまうようなセリフや展開・伝え方(語彙力なくてスマン)で読む側をすんなりと、その世界に誘ってくれます。
注釈なんか無くてもどんどん進んでいけるスピード感で北方ワールド全開です。
ストーリーは、
12世紀初頭の北宋末期の中国。皇帝の浪費や官僚の悪政による政治の腐敗が著しく、民の間では怨嗟の声が満ちていた。このような状況を憂いた小役人の宋江は世直しの檄文を書き記し、魯智深たち同志とともに反政府の人脈作りに勤しんでいた。一方、東渓村の保正(庄屋・名主)晁蓋もまた世直しのために盧俊義に塩の密売を行わせるなど独自の活動を行っていた。やがて二人は手を組み、梁山湖に浮かぶ盗賊の山寨を奪取、梁山泊と名づけて本格的な武力闘争へと向かっていく。
※Wikipediaより引用
こんな感じ。
元々、中国の三大奇書といわれるうちの一つで、他には「西遊記」「三国志演義」が一般的。
「西遊記」は、あの三蔵法師とか孫悟空が天竺に旅するやつです。
「三国志演義」は、魏・呉・蜀 の覇権争いで、桃園の誓いや、三顧の礼などが逸話として有名ですよね。
水滸伝は完全なフィクションと言われていて、日本でも題材にした作家は多いんですが、もう全く別物です。
北方謙三オリジナルストーリーと言っても良いと思います。
もう迷わず一度読んでみて! って声を大にして言いたい名作です。
(声が届かないので文字を大にしたww)
ぜひぜひ御一読を!
北方謙三作品はハードボイルドってイメージがまだ根強いのかな、と思います。
まぁ実際、初期は現代ハードボイルドばっかりでしたからね(^.^)
でも、歴史小説もかなり面白い!!!
いや、とんでもなく面白い!!!!
それらは、また後日紹介したいと思います。
最後まで我慢して目を通していただきありがとうございました。
おしまい