おはようございます。
私の好きな小説や作家を紹介していく、自己満足だらけの回です(>_<)
今日は北森鴻さんの作品を紹介したいと思います。
北森鴻さんは2010年1月25日 48歳の若さで永眠されました。
もうすごくショックでショックで・・・
しばらく全ての本を読む気にならなくなったくらいでした。
北森鴻さんの作品を初めて読んだのは、凶笑面 蓮丈那智フィールドファイルⅠ (新潮文庫) です。
当時の(今でも若干)私は、人におすすめ本を聞いたり、聞かされたりするのが大の苦手でした。
なぜかというと、どちらから聞いたとしても、読んで感想を言わなくてはいけないと思ってしまう性格なんです。
それが私にとっても面白いのなら全く問題ないのですが、もし、自分の嗜好と合わない時の残念感・・・
本好きの方なら分かって頂けるとおもいますが、本を読むのが苦痛になったら悲しくなりますよね。
だから私は本屋さんを巡って、自分で新規開拓することが多いタイプです。
北森鴻さんの作品に出会ったのは、残念?ながらBOOKOFFでしたww
なかなか新刊で新規開拓する予算もない懐事情をお察しください・・
作家名も存じ上げず、裏表紙の作品紹介と手頃な厚みでなんとなく購入しました。
そして、那智様の虜になりまして。
いやー、こんなにキャラの立った人物を文字だけで表現するなんて、すごい作家に出会ってしもたぁ!!!
そこからは 北森鴻作品ばかり読みふけりました。(もちろん新刊で)
冒頭で書いたように、早くで亡くなられたことが残念で仕方ありません・・
この作品、私の浅い読書歴の中で唯一、民俗学を題材にした作品でした。
まぁ金田一シリーズや浅見光彦シリーズなんかも、その土地にある独特の風習が事件に影響を与えるという意味では同じかもしれませんが、私にとってとんでもないディープインパクトでした。
ちなみに2005年にドラマ化されて、木村多江さんが蓮杖那智役をされたそうです。
私は見てませんが・・(お察しください)
このシリーズ以外にも、香菜里屋シリーズや京都ミステリーシリーズ、骨董品屋のシリーズもあり、シリーズ跨ぎで登場人物がわき役として出てきたりするので、どのシリーズも読むのが楽しくて幸せでした。
もしご興味のある方はどうぞ。
おすすめ本を紹介はしますが、感想は求めないのでご安心をwww