前回の続き
vs新潟アルビレックス戦
結果は 3ー1 で快勝!
といっても今までやってきた事とは、逆の内容。
これまではポゼッションで優位に立ち、試合全体を支配することをイメージして戦うのが基本としてあったはず。
ところがこの試合、ポゼッション率は低い。確か30%台だった。
なのに、内容は圧倒していた。
なぜか?
私が思うに、ポゼッションにこだわるスタイルをポヤトス監督が始めて、選手がそれに忠実にしないと使ってもらえないと思って、個の良さを消してしまっていたと感じる。
そして5連敗の結果に危機感を感じた選手たちが、監督の戦術プラス自分達の積み上げてきたフットボールを融合させるという選択に切り替えた。
個人的に、石毛と福岡のプレースタイルにその選択がよく見えた。
シーズン序盤はなかなか使われず監督の目指すフットボールと合わないからなのかと思っていたが、宇佐美やギョンウォンの怪我もあって、ベンチ入りする事も増えてきていた。
そして、ポゼッションだけに拘らず縦にも横にも規律を守りながらも自由に動いた結果、なくてはならないメンバーになった。
それによって、他の選手も個を出す事に恐怖心が消えた。
それが5/3のダービーから私が感じたチームの変化だと思う。
そして佐藤瑶太の成長も大きな要因の一つ。
福岡との相性も良いし、ギョンウォンよりも安定したデフェンスはかなり良かった。
怪我で離脱が残念・・
6/3 vs アビスパ福岡戦(リーグ)
2-1で勝利
6/7 vs 高知(天皇杯)
1-2で敗戦(情けない)
6/11vs FC東京戦(リーグ)
3-1で勝利
6/18vs セレッソ大阪(ルヴァン)
1-0で勝利
6/24vs 鹿島アントラーズ戦(リーグ)
2-1で勝利
ようやく選手も自信を持って、相手に向かい合えてきた感じ。
もともと個の力はリーグでも上位と言われていたが、それだけじゃ勝てないのもフットボールの面白さ。
どれだけ戦術を練り上げ実践していくかというのが現代フットボール。
いかに監督がフットボールのトレンドと信念を両立させるかが腕の見せ所。
ポヤトス監督の指示が通訳によって正確に伝わるのかどうかも重要なポイントでもある。
G大阪の今期はそこからのスタートなので、試行錯誤が長くなったが、歯車が噛み合ってきたように思う。
が、監督に言わせるとやりたい事の半分も出来ていないそう。
もう楽しみしかない。
7/1 vs 横浜FC戦(リーグ)
0-0引き分け
お互い最下位を争うグループに属しているが、最近はG大阪が抜け出しそうだった。
しかし、前回の対戦も今回の対戦もドロー決着。
昨日の試合は入りから良くないのはわかった。
悪い時の特徴で前後のスペースが開きすぎている。
距離にすると1〜2mなのだか、それだけでもパスがズレる。
そして違和感がありながら試合中に修正出来るほど熟成していない。
まぁまだ仕方ないか。
勝ち点1だけでも取れたから及第点と思うしかない。
7/8の京都戦はスッキリ勝って喜びたいと思いつつ、私見を終わりたいと思います。
長々と的外れな私見にお付き合い頂きありがとうございました。
おしまい